こどもの矯正治療とは

三軒茶屋デンタルデザイン歯列矯正歯科

03-6805-5765

〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋1-32-14

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夜間診療:平日20:30まで
休診日 : 火・祝

こどもの矯正治療とは

こどもの矯正治療とは

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子供の歯並びが悪くなるのは、大きく分けて3つの原因が考えられます。


【原因①】癖(くせ)

指しゃぶり・爪を噛む・唇を噛む・舌を歯に押し付けたり外に出す・ほおづえ・口呼吸など、外的な圧力に歯並びも影響を受けます。子供の矯正治療では、このような癖を無くしていくために子供のうちから矯正装置を用いることで歯並びの改善を図ります。


【原因②】歯列が狭い

近年、日本人の顎の大きさは小さくなりつつあります。一方で、歯の大きさは変わっていません。さらにあるデータでは日本人の8割は噛み合せ異常で、矯正が必要な状態にあると言われております。ですので子供の矯正治療で必要とされていることは歯列を広げることで、歯がきちんと生えてくるスペースを確保することです。


【原因③】上下の顎の大きさ

上の顎が大きく、下の顎が小さいことで、出っ歯になってしまうことがあります。これを放置するということは将来的に考えると、見た目や滑舌の問題等が子供の未来に影響してくるものになります。当院の子供の矯正治療では、早い段階から骨の成長期に顎の骨の大きさをコントロールして上下の顎の大きさのバランスや前後関係を整えます。

必要性について

お子様の矯正治療に関して、「矯正は子供のうちからした方が良いか?」とご質問を受けます。



子供の矯正治療で得られること


①あごの成長のコントロール

上下のあごの成長をを正しい方向に誘導することで歯並びの改善だけではなくあごのゆがみ、出っ歯、反対咬合等を防ぐことができます。

②歯の移動が速く、後戻りが少ない

小児期は歯を支える骨が柔らかく、歯の移動に無理がないです。結果として治療期間の短縮ができ、治療後の後戻りが少ない傾向にあります。


③痛みが少ない

小児期は歯を支える骨が柔らかく、成人と比べても痛みが少ないので、治療がしやすい傾向にあります。


④抜歯の可能性を軽減

歯を支えている骨を広げて、歯が並ぶスぺースを作っていきます。おとなの矯正治療では歯を抜く必要がある治療でも、子供の矯正治療では歯を抜かなくて済む可能性が大きく広がります。


⑤お口の中の意識

こどもの矯正治療を行う事で、永久歯が生えそろった後の矯正治療が不必要になる患者様も多いです。子供の頃に矯正治療を行うことでお子様の口の中に対する関心が高まり、将来的に虫歯や歯周病のない健康な口内環境作りへと繋がっていきます。

最適な開始時期とは?

子供の矯正治療の最適な開始時期はお子様の 歯並び骨の成長時期によってまちまちです。一般的には子供の成長が大きくみられる7~9才が最適な治療開始時期と言われておりますお子さんの歯並びが気になったり、歯科検診で指摘を受けた場合は、矯正専門医の受診を強くお薦めします。

7歳でまず一度検査を!

下記の状態に当てはまるお子様は、矯正治療を早めに開始することが望ましです。


●先天欠損歯

先天欠損歯(先天欠如歯)とは、生まれつき歯の数が足りない状態です。先天欠損歯があると歯と歯の間が離れて、いわゆる「すきっ歯」になってしまうことがあります。また乳歯が先天欠損の場合、その後同じ場所に生えてくる永久歯も欠損している場合が多く、噛み合わせや歯並びに問題が出てくることも多いです。

●埋伏歯

埋伏歯とは、骨の中に埋まったまま、表面に出てきていない歯のことをいいます。子供の頃に埋伏歯を発見することができると、将来的に手術を回避できる場合が多いです。

*親知らずも埋伏歯の一種です。


●反対咬合(受け口)

反対咬合の治療を大人になってから行おうとすると、顎を切開する手術が必要になったりと大きな治療になりやすいです。そもそも反対咬合は、骨格的な原因に由来することが多いです。ですので骨が成長する子供の頃に矯正治療を行う(顎の成長をコントロール)ことで手術を回避する飛躍的に可能性が高まります。


●指しゃぶり、舌癖(ベロのくせ)

指しゃぶり、舌癖(ベロのくせ)も歯並びが悪くなる原因です。特殊な矯正装置を使用することでこのような良くない癖を除去することができます。親御様は歯科検診で指摘を受けた場合に限らず、少しでもお子さまの歯並びが気になったら矯正医に相談をしましょう。

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